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東電OL殺人事件 [ 佐野眞一(ノンフィクション作家) ]のレビューは!?
60代 男性さん
この本を読み、事件現場を歩いてみようと思った。 事件現場となったアパートはまだ残っており、一部の部屋には人も住んでいるようだった。この街のすぐ先は瀟洒な住宅が立ち並ぶ高級住宅街の松濤町である。 異次元で起きたようなこのとうでんOL事件は、結局冤罪だったのだが、真犯人は一体誰なのか? 佐野眞一のこのルポはゴビンダのネパールへの紀行文的な趣もあるが、もう少し時間の背景をえぐって欲しかった。 少し物足りないところはあった。
年齢不詳さん
被害者の素顔を含め事件全体を追うドキュメンタリーかと思ったのですが、どちらかというと容疑者(加害者)の無実を追求するための著者の調査が主な内容ですね。著者は、利益をむさぼるために被害者のプライバシーを興味本位的に暴く週刊誌を糾弾していたけれど、この事件(被害者そのものでなくても)から利益を得ているという点では大差があるように見えません。真実を追うというジャーナリストの正義感からだと著者は言うかもしれませんが、タイトルのつけ方に、商業主義的なものを感じなくもないです・・・。
年齢不詳さん
事件当時、被害者のキャリアからは考えられない行動が生んだ事件が話題になりました。
年齢不詳さん
直ぐに読みたかったので、迅速に対応頂きありがとうございました。
年齢不詳さん
裁判の内容が多くて途中で読む気力がなくなりました。
50代 女性さん
東電OL、昼間はエリート、夜は売春婦、という間逆の生活、そして、殺されてしまったという人生、やりきれなさの切なさの描写が実によく表現されていました。なぜあそこまで堕落してしまったのかの本当の原因、また犯人が分かり次第、また書いてほしい作品です。
50代 女性さん
筆者・佐野眞一氏は大宅壮一賞をはじめ数々のノンフィクション賞を受賞した作家。社会事件に関する書籍を読むのが好きな私は期待して購入したが、裏腹に公平性のない偏った意見で終始しがっかりした。ノンフィクション作というのは事実をありのままに淡々と記してほしいものだ。被告ゴビンダの無罪説を一貫して展開し、不法滞在の罪や、無罪論を展開している味方である佐野氏に対してさえ嘘をついたことまで擁護している。またゴビンダの故郷ネパールを訪ねたことに関する記述は余りに長くて旅行記だ。ただ書物に関しては、がっかりしても「読まなければよかった」とは私は思わない。読んだからこそ言える感想であり、私の知識となったはず。
40代 女性さん
桐野夏生さんの「グロテスク」を読んで 何となく関係作品も読みたくなり 過去に読んで売ってしまったので 再度購入しました。 まだ読み途中なので詳しくは書けませんが 急ぎで欲しいが書店で探す手間無しという点で 楽天ブックス 最高です。
50代 女性さん
意外と読み応えがありますね。 じっくり読んでます。
30代 女性さん
私が社会人になる直前に起こった事件のルポルタージュです。 当然亡くなってしまっているので真実は明らかになっていないのですが、 あらためて読んでみると、スキャンダラスな事件の内容そのものよりも、 被害者の心の闇が重く重くのしかかってきて、 いろいろ考えさせられました。